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平成18年度決算

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記事ID:0001828 更新日:2021年1月25日更新

平成18年度決算がまとまりましたので、一般会計を中心に概要をお知らせします。
平成18年度一般会計決算は、歳入総額56億2,822万円、歳出総額59億3,361万円、翌年度繰越財源を差し引いた実質収支額は△3億1,147万円で昨年度に引き続き3年連続の赤字決算となりました。住宅新築資金等貸付事業特別会計、国民健康保険特別会計、老人保健特別会計についても、赤字決算となったためそれぞれ平成19年度繰上充用金で補てんしました。下水道事業については一部供用が開始となり、また農業集落排水事業においても処理施設が完成しました。

(歳入)町税が、税制改正の影響や収納対策の強化で前年度より増額になったものの、地方交付税やその他交付金では大幅に減額となり、また国・県支出金においても昨年度引き続いて減少となりました。総額では、前年度と比べて18億8,050万円(25%)の減少となりました。

(歳出)公債費が、負担の平準化を図るための借り換え措置(17年度実)や町債残高が減少したことに伴い大幅に減少しており、その他の経費についても「行財政改革」の取組で各事業の効率実等により昨年度と比べ減少しております。一方、普通建設事業費では駅周辺整備事業の進捗により増加、助費においては障害者自立支援法の施行や児童手当の拡充等により増加となっております。総額では、前年度と比べ18億728万円(23%)の減少となりました。(*注平成17年度は、歳入歳出とも「公債費の借換15億80万円」を含んだ数字です。)

平成18年度 一般会計・特別会計決算
会計名 歳入決算額 歳出決算額 歳入歳出差引 翌年度繰越財源 実質収支額
一般会計 56億 2,822万円 59億3,361万円 △3億539万円 608万円 △3億1,147万円



住宅新築資金等貸付事業 9,130万円 1億1,115万円 △1,985万円 0円 △1,984万円
国民健康保険特別会計 19億5,647万円 20億2,834万円 △7,188万円 0円 △7,188万円
老人保健特別会計 16億5,680万円 16億9,432万円 △3,752万円 0円 △3,752万円
下水道事業 4億7,227万円 4億6,749万円 478万円 217万円 261万円
農業集落排水事業 1億8,952万円 1億8,871万円 81万円 0円 81万円
学校給食費特別会計 6,882万円 6,851万円 32万円 0円 32万円
介護保険特別会計(保険事業勘定) 10億5,569万円 10億2,107万円 3,461万円 354万円 3、107万円
介護保険特別会計(介護サービス) 462万円 213万円 249万円 0円 249万円
奨学資金貸付事業 11万円 11万円 0円 0円 0円
平成18年度 水道企業会計決算
区分 総収益 総費用 差引
収益的収支 5億3,199万円 5億1,338万円 1.861万円
資本的収支 2,193万円 5,896万円 △3,703万円

一般会計 歳入 56億2,822万円

一般会計 歳入図

一般会計 歳出(目的別) 59億3,361万円

一般会計 歳出(目的別)図

一般会計 歳出(性質別)

一般会計 歳出(性質別)図

平成18年度 主要事業

厳しい財政状況の中、住民福祉向上のため取り組んだ主なまちづくりの事業を紹介します。

総務費

  • コミュニティバス運行事業 1,541万円
    1年間運行を継続して(土・日・祝・年末年始は除く)行うことにより、西山間・南部ルート合わせて、延20,885人の利用がありました。
  • 防災設等整備費 882万円
    防災策の一環として、役場庁舎に非常電源装置と緑ヶ丘に防災行政無線屋外支局を整備しました。

民生費

  • 介護保険低所得者利用者負担軽減事業 179万円
    低所得者に対して、介護保険のサービス利用料の軽減を行いました。
  • 障害者福祉事業 1億2,660万円
    障害者の自立支援に寄与するため、「平群町障害者福祉計画」を策定しました。
    また、社会参加や訓練など種々の事業を行いました。
  • 子育て支援センター事業 1,623万円
    子育て支援の中心的な設として、育児相談指導や子育てサークルの支援などを行いました。

衛生費

  • 健診等保健事業 3,174万円
    だれもが健やかに暮らせるよう、健康診査、健康相談、健康教育、がん検診などの保健事業を行いました。
  • 塵芥処理事業 1億7,368万円
    一般廃棄物の収集運搬処理事業の円滑な実施、有価物の集団回収団体や生ごみ処理容器設置者に対する補助など、資源の再利用とごみの減量化にむけて取り組みました。
  • し尿処理事業 1億6,147万円
    海洋投棄の廃止に伴い、処理が円滑に実施できるよう取り組みました。

農林水産業費

  • ファーマーズーケット 124万円
    ​西山間地区の広域農道沿いで、農作物販売 施設を設置し、平群町の農業振興に努めました。

商工費

  • 消費者生活相談事業 497万円
    ​毎週火曜日、役場にて消費生活相談窓口を設置することにより、年間53件の相談を受けました。

土木費

  • 特定交通安全施設整備事業 3,902万円
    はなさと保育園前から若葉台地域までの区間の歩道整備をしました。
  • 平群駅周辺整備事業 1億2,315万円
    まちの玄関口である平群駅周辺を整備します。平成18年度では土地区画整理組合の設営認可を行いました。

教育費

  • 中学校大規模改造事業 575万円
    平群中学校校舎の耐震補強診断を実施し、学校の安全対策を図りました。
  • 情報教育推進事業 373万円
    小学校においてインターネットを活用した調べ学習など、高度情報化社会に備えた教育環境の整備を行いました。
  • 観光文化交流館(あすのす平群) 1,571万円
    図書館機能を設えた施設「あすのす平群」を、まちの観光・文化・歴史の情報発信拠点として運営しております。

その他

  • 下水道事業 2億5,748万円
    汚水の排除、トイレの水洗化といった生活環境の生活官許の改善のみならず、河川等公共用水域の水質保全のため、公共下水道の整備につとめ一部併用開始となりました。
  • 農業集落排水施設整備 1億7,850万円
    農村生活環境の改善を図り、農業用排水の水質保全ため、処理設及び中継ポンプ施設が完成しました。

財産の状況(平成18年度現在高)

土地 625,082平方メートル
建物 72,487平方メートル
有価証券 549千円
基金 3億2,396万円

基金の内訳




財政調整基金 3,608万円
町債管理基金 56万円
公共施設整備基金 1億4,276万円
その他の基金 4,091万円



住宅新築資金等貸付事業基金 1万円
国民健康保険事業財政調整基金 0円
国民健康保険高額医療費資金貸付基金 143万円
農業集落排水事業下水道事業債管理基金 1,177万円
介護保険給付費準備基金 8,926万円
奨学基金 118万円
合計 3億2,396万円

町債の状況(平成18年度末現在高)

一般会計 83億6,341万円



住宅新築資金等貸付事業 4億324万円
簡易水道事業 2億5,940万円
下水道事業 25億3,018万円
農業集落排水事業 3億6,871万円
水道事業会計 1億9,770万円
合計 121億2,264万円

主な財政指標

(単位:千円、%)
区分 平成17年度 平成18年度
標準財政規模 4,319,756千円 4,171,637千円
財政力指数 0.516 0.540
実質収支比率 △5月8日% △7月9日%
経常収支比率 94.6% 95.6%
起債制限比率 16.0% 11月5日%
実質公債費比率 16.7% 14.7%

平群町の財政を、より理解しやすいように家計に例えてみました

  • ​1ヶ月の総支出・・・35万1千円
  • ​1ヶ月の総収入・・・33万3千円
支出 支出額(円) 構成比(%) 歳出 収入 支入額(円) 構成比(%) 歳入
生活費 食費 100,070円 28.5% 人件費 給料 122,577円 36.8% 町税
医療費、教育費 20,745円 5月9日% 扶助費 雑収入
(内職、パートや不動産収入)
10,356円 3月1日% 使用料及び手数料
ローンの返済 65,321円 18.6% 公債費 その他の収入
その他生活費 光熱水費・消耗品 59,354円 16.9% 物件費 諸収入
家の修繕費 737円 0.2% 維持修繕費 貯金の取崩し 5,661円 1月7日% 繰入金
自治会費・スポーツ・クラブ会費等 24,605円 7.0% 補助費等 前月からの繰越金 1,000円 0.3% 繰越金
親からの援助 160,839円 48.3% 地方交付税
貯金 2,141円 0.6% 積立金 国庫支出金
子供への仕送り 32,327円 9月2日% 繰出金 県支出金
増改築費 家の増改築費 31,274円 8月9日% 普通建設事業費等 地方消費税交付金
  その他の交付金等
前月の赤字額 14,426円 4月1日% 繰上充用金 新たな借入金 32,567円 9月8日% 町債
合計 351,000円   合計 333,000円  

用語チェック

地方交付税→国が徴収した税金の中から、町の財政状況に応じて交付されるお金
町債→事業を行うために、国や関係機関から借り入れたお金
国庫・県支出金→事業など特定の目的の財源として、国や県から交付されたお金
人件費→職員の給与や議会議員報酬
物件費→事務を行うのに必要な物品を買ったり、事務を委託した費用として支出したお金
維持補修費→建物や道路などを維持するために支出したお金
扶助費→誰もが安定した生活を送れるように支出した社会保障のお金
補助費等→消防署などの関係機関を運営するため、その経費の一部を町が負担したお金
普通建設事業費→道路、公園、学校などをつくったり、改修するために支出したお金
公債費→事業を行うために、借りたお金(町債)の返済費
繰出金→各会計(一般会計や特別会計)間で、資金繰りなどを行うために支出したお金