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平和啓発の取り組みについて
平群町では、昭和61年3月に非核平和町宣言を行いました。
また、平成22年1月には、核兵器廃絶に賛同する世界各国の都市で構成される「平和首長会議」に加盟しました。
国際平和への貢献や平和意識の高揚を図り、次世代に平和への思いをつなぐため、平群町ではさまざまな事業を行っています。
原水爆禁止国民平和大行進
毎年6月に「原水爆国民平和大行進」の受け入れ式を行い、「非核日本宣言」への署名や激励を行っています。
反核平和の火リレー
広島、沖縄に燃え続ける「平和の火」から採火された「反核平和の火」が、全国のランナーによって受け継がれます。 この受け入れ式で、反核平和への祈念と激励を行っています。
平和の鐘
原爆投下日(8月6日、9日)および終戦日(8月15日)に町内各寺院に梵鐘を撞いていただくよう依頼しています。
平群平和のための戦争展
戦争も核兵器もない平和な世界の実現を目指し、毎年8月に「平群平和のための戦争展」を開催しています。
記念講演、平和のためのおはなし会、映画上映や戦争遺品の展示などを行っています。
ロシア連邦のウクライナへの軍事侵攻に対する抗議文の送付
平群町長及び平群町議会議長は、令和4年3月15日付で、ロシア連邦のウクライナ軍事侵攻に対する抗議文を駐日ロシア連邦大使館に送付しました。
また、同日開催の平群町議会定例会(発議第1号)においてロシアによるウクライナへの軍事侵攻を断固抗議する決議について満場一致で可決しました。
ウクライナへの軍事侵攻に対する抗議文 [PDFファイル/31KB]
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻を断固抗議する決議 [PDFファイル/53KB]
平群町非核平和町宣言(昭和61年3月10日)
核兵器の開発と核軍縮の増強は、世界の平和や人類の生存に深刻な脅威を与えています。
今や核兵器の全面禁止は、全人類の死活にかかわる最も重要かつ緊急の課題です。
平群町は、多くの貴重な文化財や豊かな自然を持っております。
これを次代に引き継ぐためにも、また「平和で、清く、明るく、住みよい、調和のとれたまちづくり」(町民憲章)を進めるためにも、再び“ヒロシマ・ナガサキ”の惨禍を繰り返してはならないことを町内外に強く訴えます。
非核三原則の堅持並びにあらゆる核兵器の全面禁止と廃絶を求め、恒久平和を願うすべての人々とともにその実現に努めることを決意し、ここに非核平和の町を宣言します。