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ご家庭でできる生ごみの減量(補助制度あり)
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記事ID:0001478
更新日:2024年4月1日更新
家庭でできる生ごみの減量が必要なわけは?
- 水分の多い生ごみを減量することで、ごみが軽くなり日ごろのごみ出しの負担が減らせます。
- 生ごみが無いと衛生的にごみを出すことができ、臭いに集まるカラスや小動物によるごみの散乱を防げます。
- ごみを減らすとごみ袋が小さくすむので家計の負担も減らすことができます。
(可燃ごみの指定袋はごみの量に合わせてミニ10リットル・小20リットル・中30リットル・大45リットルの4種類から選べます。) - 焼却するごみが減り水分量も少なくなるので清掃センター焼却炉への負担が減らせ施設の延命が図れます。
- ごみが燃えやすくなるので焼却炉のボイラーに必要な燃料を節約することができます。
- 焼却灰が減ることで灰を埋め立てている最終処分場の延命も図れます。
このように生ごみの減量は一石何鳥にもなるのです。
生ごみの減量にはどのような方法がありますか?
- 食べきれる量だけ調理し、食べ残しが無いようにしましょう。
- 野菜くずや野菜の皮など、普段何気なく捨てているようなものでも、工夫するとおいしく食べることができますので、エコクッキングに努めましょう。
- 水切りを徹底するだけでもかなりの減量になります。まずは水切りネットを使用するなどしてごみ袋に入れる前にひとしぼりしてから捨てましょう。
- 平群町の補助制度を利用して、生ごみ処理機や処理容器(生ごみ処理機等)を購入し生ごみ自体を処理することで、大幅に減量することができます。
補助制度を利用して購入するにはどうすればいいの?
平群町では、家庭用の生ごみ処理機等を設置される方に50,000円を限度として2分の1の補助を行っています。以下の手順で申請してください。(補助は予算の範囲内の交付のため、購入前に必ず住民生活課にお問い合わせください。)
- 購入前に専用の申請用紙をご用意ください。 (住民生活課の窓口か平群町のホームページから入手できます。) 家庭生ごみ処理機等設置補助金交付申請書兼請求書[PDFファイル/119KB]
- 購入された販売店で、申請書にある販売店の証明欄に記入押印をしてもらい購入の証明をもらってください。
- 申請書に必要事項を記入し住民生活課窓口で申請してください。
以下の点にご注意ください
- 補助金の額は限度額の範囲内で、購入額の2分の1です。
- 2分の1した金額に100円未満の端数がある場合は、その端数は切り捨てとなります。
- 処理容器で2個購入した場合はそれぞれの金額に2分の1した金額となります。
- 過去5年以内にこの補助を受けていないこと。
- 補助金の限度額は50,000円です。
- インターネットで購入された場合などで販売店の証明の記入が困難な場合は、購入した品物と代金が確認できる領収書などの添付をお願いします。
生ごみ処理機・処理容器にはどのようなものがあるの?
電気の温風を利用して乾燥させるタイプや、微生物の働きを利用して生ごみを分解するバイオ方式などがあり、バイオ方式には手動や電気で撹拌する機械式のものと生ごみを入れておく容器式のものがあります。
それぞれに特徴がありますので、ご自身のライフスタイルにあった物をお選びください。
種類 | 生ごみ処理容器 | 生ごみ処理機 | |||
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コンポスト容器 | EM処理容器 | 手動式 | 電気式(バイオ) | 電気式(乾燥) | |
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特徴 | 容器には底がなく、土中に埋めて使用します。 生ごみと土や枯れ草などと一緒に入れて、微生物の分解作用を利用して生ごみを堆肥化します。 2基設置することで通年使用することができる。 設置する場所が必要のなるので畑や庭のある方に向いています。 |
蛇口が付いた密閉式の容器にEM菌(有用微生物群)を利用した発酵促進剤(EMぼかし)と生ごみを一緒に入れて発酵させる。 発酵した生ごみは土に還して堆肥として利用できるほか、容器の底にたまった水分を水に薄めて液肥としても利用できる。 2基用意することで通年使用できます。 家庭菜園やガーデニングをする方に向いています。 |
手動で撹拌するためのハンドルが付いている機械式の容器で、チップ材と呼ばれる微生物を含む土状の基材の中に生ごみを投入し、微生物の働きを利用して分解させる。 生ごみの量がほぼゼロになるため、堆肥を必要としない人向け。長期間使用していると微生物の働きが悪くなるので、数か月に一度チップ材の交換か補充が必要になる。 |
特徴は手動式とほぼ同じであるが、電気を使用して定期的に自動撹拌を行うため、手動式に比べて手間がかからない。 電気の使用量が少ないので乾燥式に比べて電気代は安く済む。 機種によっては生ごみがほぼゼロになるものと堆肥として利用できるものや、犬の糞も処理できるものなど色々なタイプがある。 |
生ごみを電気で加熱し乾燥させ、水分を除去することで、生ごみを減量させる。 高温で加熱するため病原菌等は死滅し衛生的に処理することができる。 他の処理機に比べて短時間で処理できる。 バイオ式に比べて電気を多く使用するが深夜電力などを使うなど工夫すれば節約することもできる。 |
メリット |
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デメリット |
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購入目安 | 3,000円から 11,000円 |
1,500円から 3,500円 |
20,000円から 30,000円 |
42,000円から 70,000円 |
42,000円から 70,000円 |