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セアカゴケグモにご注意!
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記事ID:0001206
更新日:2021年1月25日更新
平群町においても生息が確認されています。
セアカゴケグモとは・・・
- 成体のメスは体長15mmぐらいで、脚を広げると30mm程度になる。身体は黒色で、腹部背面によく目立つ赤色の模様がある。腹部下面に「砂時計」の形をした薄赤色の斑紋があり、これがゴケグモ属の特徴である。成熟すると黒色から茶色がかり、赤い模様も薄くなる。
- オスの体長は、3~5mmくらいである。褐色がかり腹部背面には白い斑紋がある。成熟すると、頭部から出ている触肢の先が丸く膨らんでくる。
- 未成熟のクモは、メスはオスと似ているが、成長するにつれ腹部背面にある白い模様が赤くなってくる。
- 攻撃性はなく、驚かされると死んだふりをするなどおとなしい性質なので、素手で捕まえようとしない限り、咬まれることはほとんどありません。
生息場所
巣を作り、繁殖するために日当たりがよく暖かい場所。適当な隙間がある場所を好みます。
(例)
- 側溝の内部や、その網蓋の隙間。
- フェンスの基礎部。
- 花壇のブロックの内側。
- 自動販売機やエアコン室外機等の機器と壁との隙間。
駆除方法
発見した場合はクモに直接、市販されている殺虫剤を噴霧すれば駆除できます。
なお、卵のうは踏みつぶして下さい。
※発見しても、素手で捕まえたり、触ったりしないで下さい。
咬まれた時の処置
毒の主な症状は痛みです。他に発汗、発熱、発疹が起こる場合があります。全身症状を示す人はごく稀ですが、万一咬まれたら余分の毒を温水や石鹸水で洗い落とし、できるだけ早く医療機関で診察を受けてください。