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知っておきたい応急手当~ケガをしたときは・・・~

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記事ID:0001185 更新日:2021年1月25日更新

応急処置

外傷を受け意識がないときは、絶対安静が原則です。ただし、危険な場所に患者が倒れている場合や出血等の手当が必要な場合は、なるべく頭を動かさないように静かに移動させましょう。
 呼吸が楽になるように、ベルトなどをゆるめてあげましょう。
 患者が吐く場合は静かに体を横向きにして、頭を後ろに反らせて起動を確保、顔の下にあてものをしましょう。くれぐれも意識のない患者をゆさぶって正気に戻そうとしてはいけません。

骨折した場合

骨折した場合イメージ

骨折の場合、必ずむくみがくるので、靴やきついズボンは脱がせるか、切り裂いてしまいます。それから、そえぎ(副木)を当て、三角巾やタオルなどの布で固定し、骨折部を低くしないようにして病院へ運びます。三角巾は一辺の長さ1m以上の四角の布を対角線に沿って2等分に切ると2枚できます。
 骨は細菌感染に弱いので、折れて露出した骨を不潔な手で触れたりしてはいけません。また、骨折を捻挫や脱臼だと思いこんで無理に動かすのは禁物です。副木は、患部を固定するもの、例えば、靴べら、杖、傘、段ボールなどを利用し、消毒液でよく拭いてから使いましょう。

感電・ガス中毒の場合

  • 感電した場合、電源を切ります。電線が原因のときは、完全に乾いた竹か木の棒ではらいのけます。患者の意識、呼吸、脈拍を見て、呼吸停止、心臓停止の場合は、直ちに人工呼吸をし、すぐに救急車を呼びます。
  • ガス中毒の場合は、戸や窓を開け放って新鮮な空気を入れ、ガス栓を閉めます。患者を新鮮な空気の所に移し、呼吸と脈拍を調べ、呼吸停止の場合は、直ちに人工呼吸をし、すぐに救急車を呼びます。

やけどをした場合

やけどした場合イメージ

やけどをした場合、まずきれいな水で冷やします。衣服はそのままにしておきます。手足は洗面器等に水をはってつけ、背中や腹などは水を静かにかけるか氷のうを当てます。
充分に冷やしたら細菌感染を防ぐために清潔なガーゼや布で患部を覆います。指などで患部に触れたり、水ぶくれを破ったりすると細菌感染を起こす恐れがあります。

傷の手当て

傷の手当イメージ

  • 大きな出血の場合は、すぐ止血します。直接傷口に清潔なガーゼ、ハンカチなどを当てて三角巾等で圧迫包帯をします。出血した手足を心臓より高い位置にもっていくと止血しやすくなります。同時に、傷口より心臓に近い部分で脈にふれるところを圧迫します。
  • 衣服を脱がせるときは、患部をこすらないようにします。状態によってはハサミで切り開き、皮膚と衣服がくっついているような場合はそのままにしておきます。
  • ガラスの破片等が深く突き刺さっている場合は無理に引き抜こうとせず、清潔な当て布と包帯でそのまま固定します。