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災害豆知識

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記事ID:0001182 更新日:2021年1月25日更新
  1. 災害の種類と特徴...災害について簡単な知識をつけ、身の安全を確保しましょう。
  2. 災害に備えて...日ごろから備えておきたいこととは?
  3. 災害がおこったら...もし災害がおこったら、どうすればいいの?
  4. 避難する時は...避難勧告や指示がだされた時・身の危険を感じた時

1 災害の種類と特徴

災害には、地震災害、風水害、土砂災害などがあります。それぞれについて簡単な知識をつけ、身の安全を確保しましょう。

地震災害

大地震が起こると、「震動(揺れ)」、「液状化」、「土砂災害」、「地震火災」などがほぼ同時に起こり、大きな被害が生じるおそれがあります。

震動(揺れ)

地震の揺れそのものにより、建物倒壊や橋・道路損壊などが生じることがあります。

土砂災害

地震をきっかけとして、がけ崩れなどの土砂災害が起こることがあります。

液状化

地震の揺れにより地面が液体のようになることをいいます。建物が沈下したり、地中理設管などが破壊されたりすることがあります。

地震火災

震動(揺れ)による、建物の倒壊や薬品・危険物等の落下などにより、同時に複数の地点で出火し、消火栓の使用不能、電話の不通などの状況が重なって、大火災になることがあります。

風水害

風水害とは、「大雨」や「台風」などによる河川等の氾濫や浸水などをいいます。

大雨

日雨量100mm以上で被害が発生し始め、150mm以上になると崩壊等を含む大規模な水害になるおそれがあります。
大雨による水害には、河川の氾濫と、水路や側溝からの水の溢れだしなどがあります。

台風

熱帯地方で発生する低気圧で、風力8(風速17.2m/s)以上のものを台風と呼びます。一般に進行方向の右側にある地域で強い風が吹きやすく、暴風雨に対する警戒が必要です。

土砂災害

土砂災害には、「がけ崩れ(崩壊)」、「土石流」、「地すべり」の3タイプがあります。

がけ崩れ(崩壊)

急ながけや山の斜面が、突然崩れ落ちることで、一気におそってくるために逃げる間もなく被害にあうおそれがあります。大雨や地震のときは次のような兆候に注意しましょう。

  • がけからの水が濁る
  • がけに亀裂が入る
  • 小石などがパラパラ落ちてくる

地すべり

比較的緩やかな斜面において、地中の粘土層など滑りやすい面が地下水の影響などでゆっくり動き出す現象です。一度に広い範囲が動くため、住宅、道路、耕地などに大きな被害を与えます。以下の兆候に注意しましょう。

  • 地面のひび割れ、斜面から水が吹き出す等

土石流

急な谷や斜面に貯まった土・石・砂などが大雨などをきっかけとして一気に流れ下ることで、その破壊力から山津波とも呼ばれています。土石流危険渓流に近接する場所では人家に被害を及ぼす危険性があるため、以下の兆候に注意しましょう。

  • 山鳴りがする、雨なのに川の水位が下がる
  • 渓流が急に濁りだし、流木などが流れてくる

2 災害に備えて

災害はいつどこで起こるか予想しがたいものです。いざというときの家族の行動、避難所や避難方法、連絡方法などを、日ごろから家族でよく話し合っておきましょう。

あなたのお住まいの安全対策はできていますか?

家具等の地震対策をしましょう

家具や電気製品は、転倒防止用の金具などで固定しましょう。また高いところに荷物をおかないようにしましょう。

地震対策イメージ

火の取扱いに注意しよう

火災に対しては、日ごろから火の取扱いに注意するとともに、家の周りに燃えやすいものをおかないように心がけましょう。

3 災害がおこったら

地震が起こったら・・・

家の中にいるとき

  • テーブルなどの下に隠れるなどし、まず安全を確保しましょう。
  • できるだけ早く火を消し、ガスの元栓を閉めましょう。
  • 2階建て以上の家では一般的に上階の方が安全です。上階にいたときは、階下に降りないようにしましょう。
  • ガラスが落ちているかもしれないので、決して裸足で歩かないようにしましょう。​

地震・家の中にいるときイメージ

屋外にいるとき

  • ブロック塀や電柱などから離れてみましょう。電線にも注意。
  • 車の運転中は、すみやかに安全な場所に停車し、揺れがおさまるまで車外にでないようにしましょう。車を離れるときはキーをつけたままでドアをロックしないで降りましょう。

地震・屋外にいるときイメージ

つとめ先やお店などにいるとき

  • ショーケース、本棚などが転倒するおそれがあるので、できるだけ離れ、座布団やバッグで頭を保護しましょう。
  • 避難には階段を使い、あわてずに出口へ向かいましょう。​

火災が起こったら・・・

  • とにかく周囲の人にすぐ知らせ、119番通報します。
  • 出火から3分以内が消火できる限度です。水や消化器だけでなく座布団や毛布などを使って早く消火しましょう。
  • 火が天井まで燃え広がったら消火できません。早く逃げましょう。できれば燃えている部屋の窓やドアを閉めてください。
  • 逃げるときは服装や持ち物にこだわらない。また、いったん逃げ出したら、絶対に戻らないでください。

火災のときイメージ

風水害が起こったら・・・

屋外にいるとき

  • 襲来時期や規模、雨量などはある程度予想可能です。台風や大雨が近づいたときはテレビやラジオなどの気象情報に注意し、必要な場合はすみやかに避難するようにしましょう。
  • 物干し竿や植木鉢などは室内に取り込んでおきましょう。
  • 浸水の危険のあるとこでは、食料品、衣料、寝具などを上階へ移動しましょう。​

水害のときイメージ

4 避難する時は

避難勧告や指示がだされたとき、また身の危険を感じたときは、指示された避難場所へ避難します。

災害発生時に避難が必要な状況、避難勧告・指示または自主避難になったときの画像

家を出る前にもう一度チェック!

  • 火の始末はしましたか?火の元チェックイメージ
  • ガスの元栓は閉めましたか?
  • 非常時持出し品は最小限の量で準備できていますか?
  • 外出中の家族のために行き先を書いたメモを残しましたか?

地震時、風水害時の画像

避難するときの注意事項​

  • ヘルメットやずきんで頭を保護しましょう。
  • 集合場所、避難所へは歩いて避難しましょう。
  • 防災マップで「緊急輸送道路」となっている道路は、災害時に交通規制されることがあります。この路線での車やバイクの使用は原則としてやめましょう。
  • 家族や隣近所の人と声を掛け合って、ある程度かたまって避難しましょう。
  • 出発時と集合場所、避難所に着いた時に人数を確認し、逃げ遅れのないようにしましょう。

 

避難所では・・・

  • 集合場所ごとにかたまって移動し、着いたら人数確認を行いましょう。
  • 避難イメージ地域のリーダーの指示に従い、冷静に行動しましょう。
  • うわさやデマに振り回されないよう、ラジオなどで正しい情報を入手しましょう。
  • 混乱防止のため、決められたルールと秩序を守り、お互いに協力し合いましょう。