ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 教育委員会 > 教育委員会総務課 > 町指定 栗塚(くりづか)古墳

本文

町指定 栗塚(くりづか)古墳

印刷ページ表示
<外部リンク>
記事ID:0001088 更新日:2021年1月25日更新

命蓮墓写真
墳丘全景(南より)

区分 町指定/史跡
員数 1 基
所在 平群町若井字字大門
328番地
所有 平群町
指定 昭和63年 6月15日
時代 古墳時代
その他  

 生駒山地より西に延びる尾根の先端部分に築造された古墳で、墳丘測量により直径22m、高さ約4mの円墳と確認されている。
 墳丘の南側が削平を受けて窪んでおり、削平面に露出している2つの石材の様子から南に開口する横穴式石室を主体部とすることが確認できる。

命蓮墓をめぐる一石一尊十三仏写真

 石室は埋没しているが玄室と羨道の両側石下半部分は残っているとみられる。
 墳丘の外部施設としての葺石や円筒埴輪列は確認されておらず、当初より施工されていなかったとみられる。
 築造時期を確認する資料はないが、立地条件等より6世紀中頃ではないかと推測される。
 なお、古墳の名称は明治26~大正10年の報告文では無名であり、大正14年の資料において「西木塚」と報告されている。