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町指定 剣上塚古墳
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記事ID:0001087
更新日:2021年1月25日更新
区分 | 町指定/史跡 |
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員数 | 一基 |
所在 | 平群町若井字ケン上 57-2番地 |
所有 | 平群町 |
指定 | 昭和63年 6月15日 |
時代 | 古墳時代 |
その他 |
生駒山地から東に延びる尾根の先端付近に造られた古墳で、直径約28m、高さ3.6mの円墳。西側には尾根と墳丘とを区画する幅2m程の堀割が廻っている。
墳丘裾付近で円筒埴輪列が確認されたほか、形象埴輪(器種不明)の破片、須恵器片の散布もみられ、6世紀前半頃の築造と推定されている。
墳丘の現状から平群谷に多くみられる横穴式石室ではなく、墳丘に直接木棺を埋葬した[木棺直葬]の可能性が考えられている。
明治32年の『名勝旧跡取調書』に、「口碑ニ傳フル所百余年前甲冑戦具等ヲ発掘シタル事アリト云フ」とあり、江戸時代後期頃に盗掘を受けているようである。