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町指定 光明寺(こうみょうじ)(寺脇)五輪塔群
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記事ID:0001078
更新日:2021年1月25日更新
区分 | 町指定/彫刻 |
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員数 | 19基 |
所有 | 【個人】 |
指定 | 昭和59年 9月 |
時代 | 鎌倉~室町時代 |
その他 | 光明寺跡 |
檪原に所在した律宗寺院の光明寺跡に立てられていた五輪塔群。現在、寺跡の南東のはずれに19基の五輪塔が並んでまとめられている。
中央の大型五輪塔は、平群町最大で、高さ2.5m、笠幅72cm、地輪幅74cm。
この大型五輪塔は個人の墓石ではなく、寺か墓地を代表する向塔として立てられたものと考えられている。銘文はないが、形態から鎌倉末頃の作とみられている。
左右に並ぶ五輪塔群はやや後の室町期のもので、多少の差はあるが高さ137cm、笠幅47cm、地輪幅39.5cm程度である。
これらは光明寺の関係者や南東400mに所在した椿木城(在地の椿木氏が拠点としていた)に関係する武将等の墓塔と推測されている。