十三重層塔
区分 |
町指定/彫刻 |
員数 |
各一基 |
所有 |
平群町鳴川188番地
鳴川山元山上千光寺 |
指定 |
昭和53年 8月11日 |
時代 |
鎌倉時代 |
その他 |
千光寺境内 |
宝塔
千光寺の境内、本堂(観音堂)の右後方に祀られている石塔。
十三重層塔は、総高4.17m、一層目笠幅0.78m、軸部幅0.47m。軸部には金剛界四仏が薬研彫されている。銘文はないが、作風より鎌倉後期の作と考えられている。
宝塔は総高1.25m、笠幅0.57m、台幅0.51mあり、扁平な基礎に壷形の丸い塔身を置き特徴のある屋蓋に古式の宝珠部を乗せた古様の宝塔で、制作は鎌倉時代初期を下らないと推定されている。