薬師三尊像
区分 |
町指定/彫刻 |
員数 |
三体一揃 |
所有 |
平群町椣原53番地
椣原山金勝寺 |
指定 |
昭和53年 3月15日 |
時代 |
室町時代 |
その他 |
金勝寺 金堂 |
金勝寺金堂の脇尊で、木造の三尊像。中尊は像高18.9cm。本躰は一木で、頭部は挿首(さしくび)、右手は施無畏(せむい)印、左手を与願(よがん)印とする。脇侍の日光・月光像は像高18cm。小像であるが、光背・台座も当初のもので、精巧な造りである。
中尊の底部には「南都椿井 大仏師次郎作 天文八己亥七月日(1539)」の墨書銘文があり、平群谷において椿井仏師(奈良町の椿井に工房を置いた仏師集団)の活動が知られる尊像である。