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県指定 木造(もくぞう)舞楽面(ぶがくめん)(石川(せっせん)・退宿徳(たいしょうとく))

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記事ID:0001063 更新日:2021年1月25日更新
区分 県指定/彫刻
員数 石川・退宿徳 各一面
所有 平群町信貴山2280番地
信貴山朝護孫子寺
指定 昭和52年 5月20日
時代 平安時代
その他 霊宝館で展示

「石川」面写真
「石川」面

「石川」面 (高麗舞、右方の舞)は檜材彩色で平安時代末頃の作。
 縦20.7cm、横15.4cm。白土下地に肌色彩色を施し、髪、眉、髭を黒描きし、下瞼・唇に朱をさす。裏面は素地のまま。額裏に「皇仁庭」の後世の墨書があるが、実際は法隆寺の石川面(重文)に酷似している。

「退宿徳」面写真
「退宿徳」面

「退宿徳」面(高麗舞、右方舞)は桐材彩色で、縦20cm、横15.7cm。
 上下が欠損し、縦に割れている。眉間にある瘤のような皺によって「退宿徳」面に識別される。白土下地に暗朱彩を施し、頭髪部を墨彩とする。裏面は素地のまま。薄手で温雅な彫り口や面奥の深い作りなどから平安時代後期の作と推定されている。