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重文 武器類(兜(かぶと) 袖(そで) 喉輪(のどわ))

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記事ID:0001059 更新日:2021年1月25日更新

菊水の兜(全体)写真
菊水の兜(全体)

区分 重文/工芸
員数 三点
所有 平群町信貴山2280番地
信貴山朝護孫子寺
指定 明治34年 3月27日
時代 鎌倉時代
その他 霊宝館で展示

 楠木正成所用とされる武器類。兜一頭、袖一雙(そう)、喉輪(のどわ)一懸(けん)があり、いずれも鎌倉時代の作品。
 兜は鍬形を欠くが、黒糸縅肩白糸、二十六間星鉢である。鍬形が欠落するものの鍬形台や吹返しに菊水の模様を透かし彫りにした精巧な金具が付く優品である。
 一揃いの甲冑の一部が伝えられ、楠公旌旗とともに正成が奉納したのであろう。
 信貴山と正成の濃密な関係を伝える遺品であるが、南朝系寺院としての信貴山の存在を示す貴重な資料である。