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森林環境譲与税の使途

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記事ID:0001472 更新日:2023年9月26日更新

森林には、人々の暮らしに役立つ様々な役割があります。例えば木々は二酸化炭素を吸収し、地球温暖化を防ぐとともに、酸素を作り出します。森の土は雨を染みこませて水を蓄え、洪水や土砂災害を防いでくれます。また森はたくさんの動物のすみかになり、生物多様性を維持してくれます。このような森林の有益な役割を「森林の公益的機能」と言います。
森林が公益的機能を発揮するには、その森が健全でなければなりません。ところが近年、木材価格の低下から、適時に森林整備を行うことが困難な森林所有者や、所有者不明森林が増加、さらに森林整備の担い手不足もあって、公益的機能が十分に発揮されない森林が増えています。

森林環境税および森林環境譲与税とは

森林の公益的機能の恩恵は広く国民全体が受けることから、森林整備のための財源として、平成31年4月に森林環境税および森林環境譲与税が創設されました。森林環境譲与税は市町村に配分され、市町村が主体となって森林整備を進めます。

本町の方針

本町では、森林環境譲与税を受け入れるため、令和元年12月、平群町森林環境整備促進基金条例を制定しました。今後はこの基金を財源とし、森林情報調査、荒廃森林の整備、木材利用の促進や普及啓発などを行っていきます。

令和4年度の森林環境譲与税使途

事業名 事業内容 事業費
木材粉砕機修繕 ボランティア団体が森林整備等で使用する木材粉砕機の貸付を行った。 134,750円
里山林整備事業 ボランティア団体が整備するために必要となる経費について、補助金として団体へ交付した。 39,882円
森林整備事業 椿井城跡周辺の森林整備と危険木伐採を実施した。 935,000円
ナラ枯れ対策事業 ナラ枯れ被害を受けている危険木の伐採費用の一部について、補助金を交付した。 363,000円
基金積み立て 森林整備等に必要な資金として積み立てを行う。 2,597,332円
合計 4,069,964円