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ロタウイルスワクチンについて
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記事ID:0001384
更新日:2021年1月25日更新
令和2年8月1日以降に生まれたお子さんは、令和2年10月1日よりロタウイルスワクチンの予防接種が公費で受けられるようになりました。
重症胃腸炎予防のため、ロタウイルスワクチンを接種しましょう。
対象月齢
初回接種は、生後6週(約1か月半)から生後14週6日(3ヶ月と10日)までに受けてください。
標準的な接種期間は生後2ヶ月です。
(注)月齢が進むと、腸重積症にかかりやすくなります。初回接種を生後15週以降に受けることは勧められていません。
接種回数
ロタウイルスワクチンには2種類あり、種類により接種回数が異なります。
医療機関により取り扱うワクチンが異なりますので、詳しくはお問い合わせください。
- 2回接種(ロタリックス)...27日以上の間隔をあけて2回接種します。
- 3回接種(ロタテック)...27日以上の間隔をあけて3回接種します。
接種費用
無料。ただし、以下の場合は任意接種で費用が発生します。
- 2回接種の場合、生後24週を超える場合
- 3回接種の場合、生後32週を超える場合
持参品
記入した問診票、母子健康手帳、健康保険証
予防接種を受けた後に起こるかもしれない体の変化
ワクチン接種から1週間から2週間くらいまでの間には、腸重積症のリスクが通常より高まると報告されています。
腸重積症は、腸の一部が隣接する腸管にはまり込む病気です。腸の血流が悪くなることで腸の組織に障害を起こすことがあるため、速やかな治療が必要です。
次のような様子が一つでも見られるときは、医療機関を受診しましょう。
- 突然激しく泣く
- 嘔吐を繰り返す
- 便に血が混じる
- ぐったりして顔色が悪い
- 機嫌が良かったり不機嫌になったりを繰り返す