ホームくらしの情報健康 > 検査・検(健)診

肝炎ウィルス検診

肝がんの死亡数は年間男女合わせて3万3千人(国立がん研究センター2008年のデータより)を超え、その95%はB型、C型肝炎ウイルスが原因だと言われています。特に80%以上を占めるC型肝炎は自覚症状がないために、感染に気がつかないで生活している人も多数おられます。近年、肝炎ウイルスに対する治療方法は発展を続けています。治療の成功は早期発見が重要な鍵となることから、検診をおすすめしています。

対象者  40歳以上の方で今までに肝炎ウイルス検診を受けていない方

以下のような方々は肝炎ウイルス感染の可能性が一般より高いと考えられています(厚生労働省HP抜粋)。
① 1992(平成4)年以前に輸血を受けた方
② 大きな手術を受けた方
③ 長期に血液透析を受けている方
④ フィブリノゲン製剤(フィブリン糊としての使用を含む)を投与された方
⑤ 臓器移植を受けた方
⑥ 薬物濫用者、入れ墨をしている方
⑦ ボディピアスを施している方
⑧ その他(過去に健康診断等で肝機能検査の異常を指摘されているにもかかわらず、その後肝炎検査を実施していない方)

※すべて町内在住の方で、治療または定期的に肝機能検査を受けていない方。
  平成14年度以降、未受診の方。

内 容   健康診査(町内医療機関またはプリズムにて実施)時に問診及び血液検査

料 金   無料

※B型、C型肝炎ウイルスとも日常生活の場では、感染することはほとんどないことがわかっています。
※平成20年度からB型、C型肝炎のインターフェロン治療に対する医療費助成が始まっています。
詳しくは郡山保健所感染症係(TEL0743-51-0194)へお問合せください。

■肝炎ウィルス検診

二度とお願いいたしません!
皆さんの肝臓はお元気でしょうか?肝臓が元気に働いてくれてこそ体の元気が保てます。昔から「肝心要」と言いますよね。肝臓や心臓は人間の臓器の中でも最重要なのです。普段の生活から肝臓を労ってあげてください。そして毎年の健診で肝臓の元気をチェックしましょう。また、肝臓がウイルスにより炎症を起こしているかどうかは検診によらなければわかりにくいものです。よく沈黙の臓器と言われるくらい肝臓は症状に乏しいのです。ウイルス肝炎には主にB型肝炎、C型肝炎があります。平群町では一生涯に一度、肝炎ウイルス検診を無料で提供しています。
それではここで肝臓の働きを学んでみましょう。肝臓には大きく分けて5つの働きがあります。

(1)分解
肝臓には体内の古くなったコレステロールや赤血球を分解し、胆汁を作り、その胆汁を十二指腸に流し込んで、脂肪の吸収を助けたり、肝臓に蓄積された老廃物を体外へ排泄する働きを行っています。
この胆汁は1日約1Lも作られ、脂質やビタミン類の吸収率を促進します。この働きによって肝臓に老廃物が溜まる事無く、正常に働いてくれるのです。この機能が正常に働かないと、血管に老廃物が蓄積していき、高血圧や、動脈硬化の原因にもなります。

(2)代謝
私たちは食事を取ることで生きることができます。お米やお肉・野菜などを食べると、肝臓はこれらをエネルギーに変換します。食物に含まれている栄養素はまず、胃や腸で一度分解されて肝臓に送られ、主に次の三つの働きをします。①余分なブドウ糖をグリコーゲンに変換。②余分なたんぱく質をアミノ酸に分解。③脂質をコレステロールや中性脂肪に分解。この3つの働き以外にも、体の栄養が足りない場合、それらをブドウ糖に戻す働きもします。その他にも細胞膜にある物質や血液を固める物質、ホルモンの素材、神経伝達物質の素材など、からだにとって大切な物質もすべて肝臓で代謝されています。

(3)解毒
いろいろな食物を栄養素として肝臓から吸収する時、一緒に食品添加物やバイ菌などの有害物質が体に入ってきます。その有害物質を分解し、体に悪影響を及ぼさないように無毒化する働きも持っています。薬だって体に取っては有害物質なのです。肝臓は薬も無毒化します。そして解毒の中でも最も大変なのが、アルコールの解毒です。 アルコールはまず、腸から吸収され、肝臓へと運ばれます。次に二日酔いの原因物質であるアセトアルデヒドという物質に変換され、最後には、水と炭酸ガスに解毒され、血液中に排出されます。

(4)貯蔵
人は、呼吸により酸素を取り込んで、食べ物から摂取した栄養素をビタミンの働きを借りて燃焼し、体を動かすためのエネルギーをつくります。
その中でも、ブドウ糖は人の生命を維持する欠かせないエネルギー源で、常にある程度、体内に貯蓄しておき、必要なときにすぐに取り出して使えるようにしておかなければなりません。
その貯蔵をしておくのが肝臓です。肝臓でこのブドウ糖をグリコーゲンに変換して貯蔵しておき、必要なときにブドウ糖にしています。

(5)体熱の維持
意外に知られていませんが、肝臓は体温をつくる工場なのです。動いている時は一位が筋肉で、二位が肝臓、三位が胃腸ですが、安静にしている時は熱生産量の一位が肝臓で56%、二位が筋肉で18%、三位が脳で16%となっています。食後に体がぽかぽかしてくるのは食べ物の消化で胃腸や肝臓が活発に働いて熱がつくりだされているからです。このように肝臓では様々な活動を通してエネルギーをたくさんつくり、その熱は血液を温め全身をめぐり、体温が保たれているのです。肝臓の働きが弱くなっていると体が冷えやすい場合もあります。大切な肝臓をいたわりましょう。


問い合わせ  健康保険課(プリズムへぐり) TEL45-8600