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第4回 平群町介護保険策定委員会会議録

平成23年度 第4回 平群町介護保険事業計画・高齢者福祉計画策定委員会
日時 平成24年2月28日(木) 14:00~15:15
場所 平群町役場 第5回会議室
出席者 委員 別紙のとおり
町職員 別紙のとおり
欠席委員 橋本恵介委員

1.開会
[事務局]

只今から、平成23年度第4回目の平群町介護保険事業計画・高齢者福祉計画策定委員会を始めさせていただきます。
本日、橋本委員、西林委員、神矢委員は同時刻で町の共同募金の会議に出ており、間に合わなければ欠席と連絡を受けております。他の皆様につきましては出席をされておりますので始めたいと思います。
それでは周防委員長よろしくお願いします。

2.委員長挨拶
[委員長]

皆様、こんにちは。年度末のお忙しい時期にご出席いただきありがとうございます。本日も委員の皆様のご協力を受けながら会議を進めていきたいと思います。よろしくお願いします。それでは議事を始めます。事務局は報告をお願いします。

3.案件
[事務局]

   【資料の確認】
・ 本日の次第
・ 資料1 第3回策定委員会での指摘事項について
・ 資料2 パブリックコメントについて
・ 資料3 平群町第5期介護保険事業計画・高齢者福祉計画案について
・ 地域密着型サービスのグループホームについて記載の資料

1 第2回策定委員会での指摘事項について
[事務局]

   【資料1の報告 認定率が低い理由を受けて】
・ 前期高齢者、後期高齢者の認定率を奈良県市町村、全国と比較した結果、町は全国比で後期高齢者よりも前期高齢者が多いという理由が分析された。
[委員長]
ありがとうございました。以上の件について質問はありますか。
ないようなので、次の議題へいきます。

2 介護ボランティア制度について
[委員長]

前回は説明のみで終わっていましたので、意見がございましたらよろしくお願いします。
[委員]
委員からの提案ですが、平群町にノウハウがないのであれば、寝屋川から見習えばいいと思います。当初の効果通りのことができればいいのですが、視察されたりしたのでしょうか。
[事務局]
実施している市町村の視察はしていません。寝屋川市へは電話での聞き取りはしています。見習ってやっていくかどうか検討する必要もありますので、その件も含めてもう一度説明をいたします。
   【介護ボランティア制度についての説明】
・ 東京都の稲城市が厚生労働省に働きかけて考えられた制度。平成19年5月に厚生労働省から「介護支援ボランティア活動への地域支援事業交付金の活用について」という通知がでて、全国に広がった。介護予防ボランティアを行った場合、現金に還元できるという仕組みを介護保険の地域支援事業で実施することが可能になった。
・ 全国普及率 平成23年8月現在 (愛知県西春日井郡豊山町の議員の方のHPに記載されていた内容で)52市町村があった。市48、町3、村1 全国の市町村1,742中で0.3%になる。ポイント上限を年間5,000で設定しているところが多い。寝屋川の予算内訳は事務費で484万8千円、交付金で1,000万円見込んでいる。実績としては114名、交付金は114万円となる。寝屋川比較で試算すると、町の事務費は500万円程度、参加者は、(高齢者人口に対しボランティアとして登録されている方が65歳以上の方の0.42%)およそ24名になる。
[委員]
24名に対して500万円かけるわけですか。
[事務局]
人件費などと、どこの市町村も社協委託で行っているため、社協にてボランティアの講習、案内、ポイントの管理、換金などの業務のために事務費がかかるようです。
[委員]
事業費としたらそうなるとは思いますが、ボランティアの24名に対して500万であったらほとんど事務費に使われている計算になります。それも介護保険料から出すということになると、本末転倒だと思います。
[事務局]
現状では、どこの市町村もやっておりません。介護予防事業であれば、町の負担は63万円(一号二号被保険者負担あり)、任意事業であれば101万2千円程度(一号被保険者負担あり)になり、寝屋川の登録施設数は合計62で介護予防施設54、障害者施設8 本町では9、8、1となります。全国では地域でボランティア活動をしている団体、施設に限定しているところはあります。
[委員]
社協に委託せずに、一度実験的に町の事業としてやってみて、効果があり、ボランティアする人が増えてきたら介護保険事業に組み込むということができるのではないですか。ほとんど事務費であれば、国で行っている緊急雇用対策等でやるなど福祉施策の一貫としてやればいいと思いますが、検討はされましたか。
[事務局]
それについては調べていません。介護保険制度の中で介護ボランティア制度が創設された経過があるので、実際に実施していくとなれば、介護保険制度の中で運用することが妥当だと考えています。
[委員]
別の制度を使うことは検討できないんですか。何故このようなことをいうかというと、この制度を加えると保険料が増えるからです。基金を活用しても数十円しか保険料を下げることができないのに、その程度の説明では納得できません。町の事業でやったらいいと思います。
[委員]
私どもの施設の中でもボランティアに来ていただいている方はいます。町試算の数が24名とのことですが、実際に来ていただいている方はもっと多く無償です。他の市町村ではポイントをつけずに募集をして、ボランティア保険をつけているところがあります。登録された方には保険料が団体扱いで280円くらいつきます。市町村に登録する際には話相手、歌などと色々な形でご自分を登録します。施設は市町村に来てほしい人を依頼をし、日程調整などをしてボランティアの方に来てもらいます。これらの方はポイント制度ではないと思いますし、ボランティア精神でやっていただいている方達ですので、ポイントをつけなくても来ていただけると思います。町では今までボランティアを募集したことがあるのでしょうか。またボランティアに応募された方はいるのですか。私は存じませんので、まだやっていないのであれば、町で募集していただけたら施設側としてもほしい人材の要望をいうことができます。
[委員]
現在高齢化率は30%。5~10年先の高齢化社会を見ると40%に上がってくると思います。それを前提として施設事業者の方に聞きたいのが、現状はボランティアの方で足りているとのことですが、今後はどのような見通しでしょうか。将来的に介護をする上でボランティアに頼らざるを得ない状況、見返りを要したポイント制度を使ってまでも人員を増やさなければならない状況になるでしょうか。私が事業所を廻っている中では、施設を増やしたいけれども、要員が足りないので難しいという話しが出てきています。
[委員]
介護職員の離職率が一番高いです。今介護職員の処遇改善交付金が出ていますが、仕事量からみると、職員の確保は難しいです。今施設では3人を1人で対応するという形になります。1人の介護職員に対し利用者が3人という形になっていますが、入浴等があるので、ボランティアの方が入ってもっと人数が多い方が安心して利用していただけます。介護職員は常に募集している状況です。賞与を受け取られた後別の施設に移動される方が多く、私の施設もその時期に職員の募集をかけます。県下では勤続年数が3年くらいです。その中で安心した介護を提供しようとすれば熟練の方が必要ですが、新しい人へ次から次へと入れ代わっているという状況です。見守りだけ、話し相手だけでもいいのでボランティアの方に来ていただけたら相当助かると思っています。
[委員]
奈良県の介護職員の離職率は17%、その前が20数%と出ています。お年寄りの年代の近い方がボランティアで見守り、会話等に入っていただけたら、雇用している職員が直接介護に入れるため介護の質が上がる可能性があると思います。10年、15年後には数百万人ほど介護職員が足りなくなると出ているので、これから先介護の担い手が減ることを見据えると、今のうちに対策をとっていた方がいいと思います。
[委員長]
委員の皆様から貴重なご意見をいただきましたので、介護予防ボランティアは介護保険事業で活用する前に事務局で、効果の測定等をやっていただき検討をするということで今回はこの事業に関しては見送りということでよろしいでしょうか。
   【異議なし】
   【介護ボランティア制度見送り】
[委員]
見送りということですが、再度提案の見通しはいつ頃ですか。
[事務局]
今日先送りになりましたので、すぐに返事はできません。もう一つは既存のボランティアにも有償と無償があり、無償でやっておられる方にも団体と個人があり、整合性についてもこれから検討していく必要があると考えています。有償にすることにより介護保険料の負担になるという問題もあり調整をしていく必要があるのでしばらくお待ち下さい。策定委員会が終了したあとにも定例で運営協議会もございますので、その中でも報告をさせていただきたいと思います。

3 パブリックコメントについて
[委員長]

事務局はパブリックコメントについての説明をお願いします。
[事務局]
   【資料2説明】
・ 2名の方からの意見 保険料と施策についての意見であった。
第5期の計画を住民の皆様に周知をする段階で、どのような経緯、数字に基づいた結果の保険料であるかをお示ししたいと考えている。
[委員長]
今の件について質問はありませんか。
[委員]
いつから周知するのですか。
[事務局]
4月から第5期に入るので、直近の広報で出したいと思っています。内容は、策定委員会の決定事項、パブリックコメントに等の経緯です。
[委員]
住民代表の議会でも議論されるのだから、議会の議論も含めて住民に周知するということを考えていますか。
[事務局]
広報の紙面関係のこともありますが、ここでの論議を基本にすえながら、議会の中で論議いただいたことを報告させていただく予定です。議会で承認いただいたことも含めて周知をするという形で進めていきたいと考えています。
[委員長]
事務局は住民の方にご理解を得られるような周知をお願いします。

4 平群町第5期介護保険事業計画・高齢者福祉計画案について
[委員長]

事務局は平群町第5期介護保険事業計画・高齢者福祉計画案についての説明をお願いします。
[事務局]
   【資料3追加部分の修正箇所の説明】
・ P4第2章高齢者をとりまく状況と課題(2)高齢者のいる世帯の状況を追加
・ 基本目標1~4までの施策の樹形図追加
・ P60第4章基本目標の具体的な展開2介護保険に関する施設整備の促進
具体的な取組み 現状評価 特養老の入所申込者人数は県の数値を記載、文言を追記(入所を希望していても、待機者が多いため~)
・ P81~83第5章介護保健サービス事業量等の見込み設定 7第1号被保険者の介護保険料 第4、5期年間保険料を追記(100円以下単位端数切捨て、これにより不足した87万5千円は基金から取崩し)県の財政安定化基金額、町の準備基金額を追記
[委員長]
今の件について質問はありませんか。
[委員]
前回と保険料額が変わっているようですけれど。そのような説明は前回ありましたか。
   【以下保険料が変わったことについての議論】
[事務局]
させていただきました。前回の会議から介護報酬(1月25日改定)と地域区分(その他から乙地に上がった)が変わったため、金額が上がりました。
[委員]
質問があります。
・ 質問1 保険料が上がったところと下がったところがあるのは何故ですか。
・ 質問2 地域が変わることによって、何が変わったのか、またトータルの金額が知りたいです。
・ 質問3 介護報酬がわからないからという話しですが、それを見越して1.2%増量して予算を立てたのであれば、問題ないのではないですか、どうですか。
[委員長]
3つの質問について事務局は回答願います。
[事務局]
・ 質問1 保険料については全て上がりました。前回8,014円が今回8,093円です。
・ 質問2 その他の地域単価は10円から6級になり3%上がることになります。サービスにより上がる段階が違うので変わってきます。3%は大きく、10億円使ってた場合にはかなりの金額が上がることになります。
[事務局]
・ 質問2 介護報酬と地域区分の改定により、合わせて3年間で65歳以上(一号被保険者)の方の保険料が1,000万円増額になっていることになります。
[委員]
単純に、全てのサービスに3%上乗せするという考え方は違うのではないですか。従業員、職員の数によってかける数が違うと思います。
[事務局]
サービスによって人件費の割合が変わってきます。例えば訪問看護、訪問介護、訪問入浴などの人件費の割合は70%になり、今まで10円のところが10.21円になるとか、訪問リハビリテーション、通所リハビリテーション、認知症対応型通所介護、小規模多機能型居宅介護は人件費の割合が55%なので10.17円、通所介護、短期入所生活介護、短期入所療養介護などは人件費の割合が45%なので10.14円など、サービスによって変わってきます。
[委員]
分かりました。それで1,000万円見込んだということですね。
[事務局]
はい。
[委員]
保険料について。たかが22円(第1、2段階で22円、上げ幅最高の第7段階が79円上昇)ですが、奈良県全体で8億円(町へは1,900万)の基金切崩しをしても本町としては52円しか下がらないくらい基準額が高くなっているのです。前回と今回とで保険料額が違うのは納得できません。その分の差額は基金切崩しをしたらいいのではないですか。前回の策定委員会では異例ともいえる多数決までして保険料額を決定したのに、変動があるにしても、基準額が44円上昇するというのは高いと思います。若干の変動というのは一桁くらいの前後だと思います。払う方の住民の気持ちを考えなさい。
[事務局]
報酬改定の会議は1月25日に厚生労働省でありました。地域区分に関しては、1月26日に県が厚生労働省に訊ねた結果、それがメールで来ています。会議は1月26日であったので、分かりませんでした。
[委員]
決まっていなくても上がった場合の予測を説明すべきでしたよ。地域区分が1級上がったらこの数字になるということくらいは調べればわかるでしょう。課長はどうお考えですか。
[事務局]
前回の会議の段階では、町に情報は下りては来てなかったです。町が県に問い合わせをして分かった話ですので。
[委員]
地域区分の改定に関しては、どれくらい上がるという話しは何も出ていなかったです。私たちも本町では1単位10円でしたが、3%上がり今度から10.3円になります。奈良県の中でも地域によって差があります。
[委員]
我々も4月からの予算、事業計画も組めない状況でした。県のアナウンスを待っていた状態でした。
[委員]
予測がつかないということはよく分かりました。でも変わるということは分かっていたのでしょう。
[事務局]
それも分からなかったのです。事務局は作為的に策定委員会をしていないですし、住民の皆さんの負担になるものですので、事前に把握していましたら申し上げています。会議終了後の後日、念のために県に尋ねたところ、変更があったことが知らされました。
[委員]
それであれば、前回の策定委員会で決定した内容はホゴですよ。これだけ数字が違うのですから。44円は誤差の範囲ではありません。
[委員長]
山口委員のご意見もございますが、他の委員の方のご意見もあれば言っていただきたいと思います。私としましては前回決定いたしましたので44円増額になりますが、保険料はこの額で決定させていただきたいと思っております。他のご意見ございましたら、皆さん挙手してください。
[委員]
44円上乗せされるのは困ります。この資料を見ていたら介護保険はこの先どうなるかということをすごく感じます。10年先に増える老人の数のことをいわれて、老人が悪いことをしたかのように宣伝されますが、少子化対策とかをとらない限り、払いきれない額になってくると思います。将来が見えるような介護計画の策定をしてほしいと思います。取り崩し額を6,000万円までに増やしてほしいです。
[委員長]
今回はご意見として聞かせていただきたいと思いますが、前回の策定委員会で決定いたしましたので、他にご意見がなければそのまま決定事項として皆様のご了承いただきたいと思います。よろしいでしょうか。
   【異議なし】

5 その他
[委員長]

事務局はその他についての説明をお願いします。
[事務局]
   【地域密着型サービスのグループホームについて記載の資料の報告】
・ 4事業所における廃止、更新、移転変更、指定手続きについて報告
[委員長]
今の件について質問はありませんか。
質問がなければ、これで第4回の介護保険事業計画・高齢者福祉計画策定委員会を終了します。本日はどうもありがとうございました。事務局どうぞ。
[事務局]
今回が第5期の介護保険事業の策定委員会の最終となります。皆さんに論議いただきましたので、計画を進めてまいりたいと思います。それでは最後に町長のご挨拶をお願いします。
[町長]
皆さんこんにちは。今日は第4回の策定委員会につきまして、熱心に審議いただき、これまでのご尽力、心からお礼を申し上げたいと思います。本日計画をいただけるということでどうもありがとうございました。
   【本計画書を委員長から町長へ報告】

6 閉会