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宮内庁治定 吉備内親王(きびないしんのう)墓

吉備内親王墓写真
区 分 墳 墓
員 数 1 基
所 在 平群町 梨本字前
773番地
所 有 宮 内 庁
 長屋王墓北西150mのやや高所、丘陵斜面の中段に所在する塚で、現状は直径20m、高さ2m程の円墳である。長屋王墓と共に明治34年に治定されている。
 明治26年の野淵龍潜の調査では、「墳丘に埴輪の残欠多く、巨石が鍵の手に埋っている。墳頂に埴輪が散布する」とあり、絵図にも3つの巨石が描かれている。同32年の平群村の調査図では台形状の塚として描かれている。現在は方形の石垣と生垣で囲まれ、南側に長い石段の参道が取り付いている。
石段の参道写真石段の参道
 昭和初期の写真でも、長屋王墓と吉備内親王墓は丘陵斜面に盛り上がる二つの塚として写っており、『大和志』の編纂の頃と同様の景観を保っていた。この双墓状の景色が、長屋王夫妻の塚として村人に意識されていたことであろう。
 3月20日前後の長屋王正辰祭の時に合わせて祀られている。
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